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トヨタに学ぶ「人事評価」のやり方

手帳にメモ

評価をされること

仕事が楽しいと思えるのは、自分のことを評価された場面で多くあります。
業績が良いと認められたり、企画書が素晴らしいと言われたり、仕事が早いと言われたり、様々な場面で自分を評価してもらうことがあり、そのたびに仕事が楽しい、やっていて良かったと満たされるものです。

私たち人間は誰かから評価されることを喜ぶ性質があります。
その際、自分の評価というのが正当であることが重要です。
例えば、上司から贔屓をされて他の人が特に評価されなかったことで自分が評価されても嬉しくないものなのです。

トヨタの評価システム

仕事の評価というのは何で決まるのでしょうか。
業績、売り上げ、役職、様々な側面があります。
トヨタの管理者層の人事考課制度では、課題創造力、課題遂行力、組織マネジメント力、人材活用力、人望という項目がありこれらで評価をしていきます。

一般的な評価として初のの4項目はよく目にするものです。
しかし、最後の人望というのはあまり目にしない項目です。

人望という項目

人望については、トヨタの管理者層の人事考察において、全体の10パーセントの評価割合を占めています。
しかし、人望と聞いてもなかなか具体的にどのようなことを評価するのかわからない人も多いものです。
具体的に、人望というのは部下から信頼されているのかということを評価の対象としています。

この人望という部分で、部下から信頼される上司になるために重要な要素が部下への接し方です。
部下に関心を持って対話をしているのか、チャレンジさせる勇気を持つことができるのか、部下へのフォローがきちんとできるのかということが部下への接し方で重視すべきポイントであると考えることができます。

もちろん、評価をされるためにこれらのことを行うことは重要ですが、それだけでは人望というのはついてきません。
上司が自分に対して親身になって対応してくれていることで、部下は上司の期待に応えたいと頑張るものです。
そして、部下が自分も偉くなって上司となった時に、自分がされたように部下のために頑張ろうと思えるのです。

このように、人が人を大切にするという環境が作れれば、人材が自然と育つ環境を作ることができるのです。
そして、この仕組みというのはとても重要なことであり、人を大事にしてきたトヨタだからこそこの仕組みができたのだし、人材評価で人望を評価することができるようになったのです。