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「働きやすい職場」に共通するポイントとは

オフィスで相談

働きやすい職場

従業員にとって働きにくい職場で働くメリットは何もありません。逆に、働きやすい職場で働くことにはメリットがたくさんあるものです。

働きゃすい職場であれば、多くの職員はやる気に満ちていますし、会社の業績も良いものです。多くの職員は働くことを楽しいと思っており、楽しみながら仕事をすることができるものです。

逆に働きにくい会社であれば、仕事に行くことが億劫でありネガティブな気持ちを抱えて働いているものです。このような状態で働いていても何も楽しいことはなく、場合によっては心や体の調子を崩す原因となってしまいます。

働きやすい会社とはどのような会社か

働きやすい会社とはどのような会社でしょうか。

まずは、雇用環境が良い会社であることが重要です。労働時間は適正であり、なおかつ休日は確保されていることは基本でありとても重要なことです。休日がどれくらいあるのかというのは事前に把握しておく必要があり、たいていは応募している求人サイトを確認すると掲載されています。

赤線で囲まれた部分に注目してみてください。このような形で週休何日なのか、残業時間の目安はどれくらいかなど書いていますので、きちんと確認しておきましょう。ここで認識のずれが起きてしまうと、採用された後に苦しくなるのは自分です。どれだけ楽しい仕事であっても休暇がなかったり毎日残業が何時間もあったりすれば仕事は楽しくなくなって行くものです。自分の時間がどんどんなくなっていけばストレスもたまってきますし休めなければ体調も崩してしまいます。

働いていれば繁忙期もありますし、仕事の中でのミスもあり時には残業や休日出勤があっても致し方ないものです。しかし必要以上にそのような場面があるような会社は決して良い会社とは言えないのです。

次に、会社内での評価の方法が客観的でありなおかつ公正であることが重要です。働いていてのやりがいというのは仕事で成果が出て評価された時に感じるものです。人間は誰もが人から認められたいと思っているものであり、これは会社内でも感じる感情です。

例えば、自分の成果については評価されず同じことをして他の人が評価されれば不快な気持ちになるものです。逆に自分は常に評価されるけれども同じことをいて他の人が評価されなければ、それについても不満を感じるものです。評価されないよりは評価をされたいですし、その評価についても正当に評価をされたいものなのです。

社内ではこのような当たり前のことが当たり前にされないことがよくあります。上司も人間ですから好き嫌いもあるものですし、正当に物事を判断できない人が上に立つこともあるのです。上司の主観で物事の尺度が決まるのではなく、数字のようにきちんと根拠のあるもので評価され、それに対して正当な評価がされる会社というのは良い会社であると言えます。

同じように上司とのやり取りの中で建設的なやり取りができることは重要です。恐怖政治のように上司の言うことは絶対で何も口答えできないような会社は絶対に良い会社とは言えないものです。仕事のアイデアを提案することも、職場内での不具合への改善提案も、仕事における悩みや愚痴、どれにおいてもきちんと聞いてくれ必要によっては適切な対応をしてくれる上司のいる職場というのは良い職場であると言えます。

働きにくい会社であると感じたら

残念ながら世の中には働きやすい職場よりも働きにくい職場の方が多いものです。これは、仕事というのは楽しいことばかりではなく辛いことも面倒なこともあるものであるためです。

ただし、働いていてあまりにもよくない職場であると感じたら無理をせずその旨を上司に伝えて話し合いの機会を設けたり仕事を変わることも検討すべきです。無理をしすぎれば心も体も壊れる原因となりますから、無理なく働ける職場へと移ることを検討する方が良いのです。