人事と総務の仕事に共通点はあるの？共通することや違いとは
人事と総務って仕事がどう違うのかわからない、もしくは「同じじゃないの？」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。会社にはよって人事や総務の仕事内容はさまざまです。人事と総務の役割や仕事内容を説明しながら、違いや共通点を紹介します。
総務の仕事内容
総務の仕事内容は、社員の働く環境を整え、業務をサポートします。備品の管理に来客対応、CSR活動や地域の方への対応も行い、各部門の管理業務も担い、業務範囲はとても広いです。
人事の仕事内容
人事の仕事内容は、名前の通り「人」に関する仕事がメインです。募集や採用、新人教育や評価、すべて担当します。
総務と人事は仕事内容が少し被るところもあり、会社によって一緒にまとめられていることもありますが、基本的には部門が分かれていることがほとんどです。
人事と総務がひとまとめにされてしまうのはどちらも「バックオフィス」ということ。会社には主に「フロントオフィス」と「バックオフィス」の2つに分けられます。フロントオフィスとは、一言でまとめると会社の顔となる部門で、クライアントと直接やり取りする業務を担います。バックオフィスとは、フロントオフィスをサポートする部門のことです。
人事と総務の大きな違いは、人事は人に関わる仕事であり、総務はモノや会社全体のサポートという点でしょう。
未経験からも始めることができるか
総務や人事は営業のように目立つ仕事ではありませんが、会社として成り立たせるためには必要不可欠な仕事です。
未経験からでも人事や総務の仕事を目指すことは可能です。しかし、どちらも専門的な知識を求められるため、知識や経験、資格取得を目指すなどレベルアップをはかることが必要となるでしょう。
個人としての専門能力を備え、スキルが高まると転職によってステップアップも可能になります。他の会社も欲しがる人材となるでしょう。できることから積極的に挑戦することをおすすめします。
未経験でも採用の可能性はありますので、洞察力があり気が付く人は会社の縁の下の力持ちである総務を、人に関心があり人と関わり思いやりをもって行動できると思う人は人事を目指すとよいでしょう。
総務も人事も勤務年数やできる仕事によって内容も待遇も大きく変わります。勉強や経験を積み、レベルアップできれば、活躍の道がある部門です。
