優良企業の特徴
業績が優秀であったり、成果の出ている会社に対して私たちは従業員のレベルが高いという印象を持つものです。
優良企業であるからこそ良い人材が集まるのだということを思いがちですが、これは錯覚です。
優秀な企業はやはり、優秀な人たちに選ばれる傾向があるのは事実ですが、それだけではなく新入社員に対しての教育が行き届いているという特徴もあります。人材というのは素材がよければ入社しても結果を出すというものではありません。
きちんと個人の能力が発揮できるよう、会社としても社会人としての基本やビジネスマナー、商品知識といったその会社の人間と社外に紹介して恥ずかしくない状態まで育てることが必要です。このような知識がなければ、どれだけ優秀な人であってもその能力が発揮できないのです。
社員の教育プログラム
現在日本にある企業の多くが社員の教育方法に悩みを抱えていると言われています。
日本人というのはマニュアルを作成してそれに則った教育というのをビジネスの現場ではほとんどしてきていませんでした。
上司の行動を見て学ぶことが重要であると考えられてきていましたし、部下が自分で考えて行動することが重要であると思われてきました。しかし、これでは知識のない中で新入社員があれこれと動いては失敗の原因にもなりますし、上司が二度手間となることも考えられます。そこで、基本的な行動については教育をした上で、そこからの実践的な知識については自立自走する中で少しずつ身につけていくようにというスタンスを取ることが重要です。
このような教育をするために必要なのが社内での教育プログラムです。教育というのは望ましい姿に変化させるための働きかけや、知識や技能、能力を伸ばそうとすることであるとされています。部下に対して上司は部下が望ましい姿に変化できるよう働きかけることは義務なのです。
理想的な教育プログラムを探す
教育プログラムというのは、各々の企業がノウハウを持っているものですが、資格やスキルに関しては外注のサービスを利用してもいいでしょう。
例えば、社員の英会話のスキルをアップさせたいと考えた時には、オンライン英会話のサービスが便利です。法人向けのプランによって社員のスキルアップを目指せる、という点は他のスクールと同じですが、インターネットやスカイプを通じて自由な時間で講習を行えるという特徴があります。
企業で働く社会人ともなると、課や部署によって忙しい時間が異なるため、こういった社員一人ひとりに合わせた包括的なサービスは重宝するでしょう。
ただし、教育プログラムの中には、合宿や極端な研修を行う過酷なものも存在しますが、こちらは選ばないほうが賢明でしょう。ブラックな働き方やパワハラが問題視されてる現代においては、社員教育の質や方法によっても、企業の信頼を大きく損なうことになります。法律に抵触したことが公になれば、代表者や関係者が社会的に罰せられることもしばしばです。
教育体制を整える
一般的に新入社員が入社すれば誰かが教育係としてつきます。
ここで、教育係が正しいことを伝えられなければ意味がありません。また、複数の教育係がそれぞれオリジナリティを入れて指導をすれば一貫したした指導が行えず、新入社員間でも考え方の相違が生まれてしまいます。そこで、重要視すべきことが教育係の教育をしっかりとすることです。
教育係が身につけるべきことは、正しい知識だけではありません。それは部下を理解することです。
新入社員というのはそれぞれに特徴があり、仕事の能力でも得意なことと不得意なこととがあります。そこで、能力的なものを理解して、相手に伝わるように指導をしたり苦手な部分は克服するスキルを一緒に考えたりとただマルやバツを伝えるのではなく理解して改善提案までを行っていくことが重要なのです。
説明は事実を正しく伝えることが重要ですが、それを理解できない、実践できない時にはできるようになるための働きかけが必要なのです。そして、できないことばかりを伝えるのではなくできていることについても働きかけてモチベーションアップややる気の増大も促すことが重要です。