生産性とは
最近、企業の取り組みとして生産性を上げるということがよく取り上げられます。
生産性を上げると聞くと、多くの人は製造ラインの動きを早めたり作業効率を挙げたりということばかりをイメージするものです。
しかし、それだけではありません。
マッキンゼーという外資系企業をはじめ、最先端を行くベンチャー企業は生産性は製造分野だけでなく企画や開発といったクリエイティブな分野でも求められます。
そして、生産性を高めるための評価制度や教育制度を開発、運営することにも余念がありません。
ここではマッキンゼーの生産性の高さを実現するための取り組みを紹介していきます。
生産性についての考え方
生産性というのは得られた結果と投資した資源とで求めることができます。
この考え方でいけば、取り組みへの人員を増やして早く結果を出すだけでは生産性が高まらないということが理解できます。
むしろ残業をしたり人件費をかけたりするほうが生産性は下がるということも少なくありません。
そこで、最近ではノー残業デーや退勤時間の厳密化などといった取り組みをしている企業もありますが、これも正しいとは言い切れないものです。
日本ではどうしても生産性の話をするとなると量にばかり目が行き、人材については語られないのです。
生産性を上げるために大事になってくるものの一つが人材です。
人材を育成するためにはトップパフォーマーが大切になってきます。
トップパフォーマーの育成
トップパフォーマーというのは名前の通り、組織の中で高いパフォーマンス力を持っている人材のことです。
中には勘違いをしている人がいて、トップパフォーマーというのは生まれ持った能力で決まると思っている人がいます。
しかし、実際にはそのようなことはありません。
企業の中で優秀な成果を上げている人でも、本人の潜在能力の一部しか発揮していないという人もとても多いです。
そこで、企業としてはその人が持っている能力を最大限発揮できるように育成を図ることが必要になってきます。
マッキンゼーでの取り組み
マッキンゼーで新人の多くが最初に悩むことが生産性の低さです。
これを解決するためには仕事のやり方を変えることが重要になってきますが、それ以前に多くの人が何の仕事にどのくらい時間をかけているのかということを把握していません。
そこで業務にキッチンタイマーを導入して可視化することに努めています。
どの作業にどのくらいかかるのかを理解すると仕事をするにあたってスケジュールを組み立てやすくなりますし、効率よく進める手順も明確になるのです。
次に業務仕分けです。
価値のない業務、非効率な業務というのは必ず存在します。
そこで、そのような業務を削減することはもちろんですが、IT化できる部分はどんどんと切り替えていくことも重要です。