1. >>
  2. >>
  3. スズキの自衛隊研修

スズキの自衛隊研修

スズキの車

スズキの新人教育

スズキでは新人社員の育成に航空自衛隊での研修を取り入れています。
この研修を取り入れているのは主に技術職が対象です。

このような取り組みを始めた背景として軽自動車業界を取り巻く環境があります。
スズキの主力である軽自動車業界は開発競争が激化しており、同業他社との差別化を図ることが求められています。

そこで、新人研修を通してチームワークや時間管理のための規律を学ぶ研修を構築したのです。
ここでは、このスズキの新人教育がどのようなものを紹介していきます。

航空自衛隊での研修を取り入れた背景

このような新人研修を取り入れた背景として、自衛隊で鍛えてほしいと幹部が発案したことがあります。
この発案により自衛隊に依頼をし、航空自衛隊が特別に行ったプログラムです。
研修はスズキ塾と呼ばれる社内研修担当組織が中心に行っており、実験的な研修として取り入れられています。

自衛隊の隊内生活体験と呼ばれるプログラムはスズキ本社から近い浜松市にある航空自衛隊浜松基地で実施がされました。
浜松は航空自衛隊発祥の地であり、航空教育の中心を担ってきた背景もあります。

研修内容として、基本訓練と呼ばれる団体行動訓練を中心としたものです。
その中で持久走、自衛隊体操、体力測定、スピーチ、座学、討論といった内容が構成されており、技術系の職員が10人1チームとなって寝食を共にして研修を受けます。

スケジュールは5分刻みであり、時間への厳しさは他の研修とは比べ物になりません。
自衛隊の研修というのはこのような厳しい中でチームワークを構築していくのが目的です。
ミスがあったときには連帯責任で腕立て伏せをするなど独特なルールもあります。

このような研修を行うことで、チームとしての連携を育てていくことが目標であり、これから厳しくなっていく軽自動車業界へ立ち向かっていく中でとても重要と考えています。
時間管理の厳正化もこの一環であり、新車開発にかける時間を大幅に短くすることにつながっています。

従来のスズキの新人研修は工場実習で自動車の生産ラインに入って生産の基礎について学ぶという一般的なものでした。
この研修内容を大幅に取り組み内容を変えることによって生産や開発への取り組み意識を変えていくことを目指しています。

軽自動車業界を取り巻く環境はどんどんと変化しており、その厳しさを乗り越えるためには精神的な強さや仲間同士の連帯感というのはとても重要なものです。
そこで、個での取り組みだけでなくチームとして一丸と取り組み商品開発を進め、少しでも競合他社よりも優れたものをいち早く生み出すために研修として今までとは違う取り組みをして戦っています。