健康診断の重要性
毎年会社から健康診断の案内が届くと面倒だと思う人も多いでしょう。
会社の健康診断くらいでは病気は見つからないだろうから、行う意味はあるのだろうかと疑問に思う人もいるものです。
また、従業員が多い会社になれば、仕事の都合がつけられなかったり本人がうっかりしたりで受診を忘れてしまうケースも多くあり、人事担当としては全員にしっかり受診させるのに大変な思いをすることも多いかもしれません。
このような事態になるのは、従業員の健康診断への意識の低さが原因です。
そこで、まずは健康診断がなぜ実施しなければならないのかを周知させることが重要となります。
健康診断を行う理由
健康診断というのは、法律で定められた会社の義務です。
会社というのは従業員を雇い入れて利益を上げているため、従業員の健康や体の安全を管理するという義務を負っています。
そこで、毎年健康診断を実施して従業員の健康状態が良いものであるのかを確認するのです。
>>健康診断の義務について事業主なら知っておきたいポイント
万が一、体調を崩していてそれを従業員本人も無自覚で仕事をしていれば、事故を起こすことにつながったり病気になったりすることがあります。
そこで、少しでも早く病気があれば発見できるように診断を行うようにしているのです。
もしも、従業員が事故を起こしたり突然に仕事中に倒れて入院したりそれどころか命を落としてしまうような状況になってしまうと責任問題が発生します。
場合によっては新聞やニュースで取り上げられて風評被害を受けることもあります。
ですから、健康診断を受診するというのは会社が健全な運営を続けるためにも必要なことなのです。
健康診断の対象
健康診断といのは従業員の誰もが受診するわけではありません。
会社が費用を負担して実施するのですから、週に1度数時間働くアルバイトまで受診させていては大変なことになります。
そこで、一定の基準を満たした十要因が受診対象となっているのです。
パートやアルバイトであっても健康診断の対象になることがありますが、次の2つの条件に該当すればパートやアルバイトも受診対象となります。
期間の定めない契約をしているものであったり、期間を定めている場合には1年以上の雇用が予定されている人、そして1週間の労働時間数が通常の労働者の4分の3以上であることというのが条件です。
そのため、パートやアルバイトであっても週に30時間近く労働すれば健康診断の対象になります。