飛躍的な成長を続けるANA
ANA(全日本空輸株式会社)は国内線最大級の路線網を持ち、アジア諸国やヨーロッパ、アメリカにも運航をしている大企業です。
経常利益も確実に成長を遂げており、堅調な経営を続けています。
このような成果が出ているのは全社一丸となって努力をしていることはもちろんのこと、特に営業部門が成果を出していることが結果につながっています。
その営業部門を支えているのが営業サポート企画部であり、営業部門への研修を行っている部門です。
ここではこの営業部門の教育としてどのようなことが行われているのかを紹介していきます。
営業サポート企画部の取り組み
航空会社に営業部門があるということに違和感をおぼえる人は少なくありません。
しかし、航空会社も営業職があり企業や官公庁、旅行会社に対しての営業活動を行っています。
広い視野でみるとマーケティング部門についても営業と考えられ、ANAでは営業部門としています。
ANAでは営業部門に所属する社員が2500名おり、この人たちに対して営業サポート企画部が教育、訓練を行っています。
ただ、自分たちで教育をするのではなく、教育や研修が効果的に行われるようにコーディネートをするのが役目です。
業務に必要な訓練というのはその部署のプロフェッショナルが行う方が細かな知識まで正確に伝えることができます。
航空業務というのはとても様々な種類の仕事がありますからそれらをきちんと身に着けた人が研修を行う方が社員には正しい知識を指導できます。
その際、ただ業務知識やスキルを研修で指導するだけでなく、内面的な部分への働き掛けも重要と考え、そのような指導をすることを目指して研修者への指導が行われるのです。
営業部門のプロフェッショナルとなるためには幅広い知識やスキルが必要です。
そのために、最近では取り組みとして自社での研修だけではなく外部の機関に委託をしての研修も始めています。
この研修はたくさんのジャンルの内容を豊富に用意しており、多くの社員が受けやすいように組まれています。
この研修は参加することについては強制ではありません。
自分が興味関心ある分野を自発的に選択して受講をするのです。
すぐに業務に直結するものだけでなく、興味関心のある分野について学ぶ機会を設けるのはもちろんですが、興味関心のある分野を広げることにも役立ちます。
人材育成の大事な要素として社員一人ひとりの自主性や自発性がとても重要です。
このようなものは指導して出来上がるものではなく、社内での風土が大切になってきます。
そこで、このような自発的に研修に参加する機会を設け、自分自身で自己啓発に取り組む姿勢を作ろうとしているのです。